菊花賞は順当にと言うべきか、1番人気のオウケンブルースリが勝利し、これによって2008年度の牡馬牝馬クラシックが共に終了した。
それぞれの勝ち馬は以下の通り。
皐月賞……ラストフローズン。
日本ダービー……ディープスカイ。
菊花賞……オウケンブルースリ。
桜花賞……サンユベール。
オークス……エフティマイア。
秋華賞……サンユベール。
牡馬クラシックはそれぞれ1冠ずつ分け合い、牝馬クラシックはサンユベールが桜花賞と秋華賞の2冠となった。
現状での最優秀3歳牝馬はサンユーベルで確定だが、牡馬はディープスカイがNHKマイルカップも制しているので、1つ抜けているといった所。
今週の天皇賞・秋次第ではラストフローズンにも逆転の余地があるので、最優秀3歳牡馬は混戦としている。
という訳で、菊花賞よりもメンバーが集まった天皇賞の前というだけあって、盛り上がっているが、まずは前日のスワンステークスから。
スワンステークスは京都芝1400mで開催されるG�兇如▲泪ぅ襯船礇鵐團�ンシップのステップに位置づけられている。
とはいえ、本番に比べると距離は200m――1ハロン分短いので、非根幹距離になる。
1400mという特殊な距離なので、マイルでは長くスプリントでは短いという馬の方が活躍し易い傾向で、ステップレースとしては微妙。
なので、近年ではタイキシャトルまで遡らないと、スワンステークス→マイルチャンピオンシップと連勝した馬は居ない。
ここを勝利した馬の多くは後にも重賞制覇を容易く達成する位なので、実力が無ければ勝ちきるのは難しい。
そんな訳で、Kanonファームからは今年の関屋記念を制したバックドラフトが駒を進めてきた。
一応、1400m戦は勝利しているが1戦のみなので、久しぶりの1400mに戸惑うことなく走れるかが鍵となる。
関屋記念を制したとはいえ、約3ヶ月振りとなる出走なので、休み明けがどう響くかの問題も。
使い詰めて成績を上げてきたタイプで、1度だけ4ヶ月の休み明けで勝利しているが、今度はどうなるかは分からない。
さて、現状の人気は関屋記念の勝ち馬とはいえ、6番人気とやや低評価な印象を受ける。
ここ5戦の成績は5戦4勝と非常に安定しているが、ここまでの相手が今ひとつだったというのが評価に結びついているのだろう。
ここを勝ち上がればマイルチャンピオンシップへの目処が立つので、結果を残してもらいたい所。
「そんなに差は無いが、他馬の動き次第ではガラリと結果が変わるかもしれないな」
「今年は重賞馬の出走が多いので、オッズの差もそれほどありませんからね。バックドラフトにもチャンスがありそうです」
馬体重は前走比+6kgと少々余裕残しだが、休み明けと次走を考えるとこれ位の方が良いだろう。
パドックでは一瞬チャカついている所もあったが、発汗が酷い訳でもなくキビキビと動いているので問題点にはならない。
後はサッと好位に付けて、普段通り先行抜け出しをこなせれば、結果は付いてくるだろう。
とはいえ、そう簡単にいかないのが競馬なので、あっさりと負ける可能性もあり得る。
そして、本日の新馬戦には京都ダート1400mにギンガロウが出走。
父はドバイワールドカップを制しているキャプテンスティーヴで地方競馬の多くで需要を満たしているのか、中央ではそれほどの実績はない。
重厚なタイプなので、力がいる馬場の方が向いているのも確かで、ギンガロウには距離が短いかもしれない。
とはいえ、叔父にフェブラリーステークスの勝ち馬であるウインドバレーがいるので、血統的にはこなしてもおかしくないだろう。
どちらかというと、叔父のウインドバレーよりも半姉のバックドラフトの方が注目されやすい現状では、人気は6番人気止まり。
母も芝馬なので、ダート馬としての評価が定まらないのが正しく、ここで惨敗するようならば、芝路線に向かう事になる。
さて、結果の方はややズブい所があるのか、3コーナーと4コーナーの中間辺りから騎手が仕掛けると、反応こそは鈍かったが力強く抜け出す。
外から回して最後の最後で首差差し切った所がゴールだったので、上手い具合にハイペースだったのが良かったと思わせる結果だった。
ともあれ、これでギンガロウは初出走初勝利となるので、今年のKanonファーム2歳馬の中で2頭目の勝ち上がりとなる。
そして、メインレースのスワンステークスに出走したバックドラフトはスムーズに立ち回り、直線半ばで先行抜け出しを計ろうとしたがそこまで。
悪くないスタートを切り、4番手からの絶好の位置に付けて、不利無く4コーナーまで来て、後は前に居る馬を交わすのみだった。
逃げて粘るマイネルレーニアを捕らえきれずに、2着のローレルゲレイロに交わされて3着に敗れてしまった。
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この話で出た簡潔競馬用語
特に無し。