来年のダービーに向けて2歳新馬戦が始まりつつあるが、この時期に殆どの有力馬は出走せず、秋の半ば辺りから始動が多い。
先を見据えれば、7月や8月デビューよりも涼しくなりつつある9月以降の方が夏の過酷な時期に使わないで済む。
それ以外には1勝した後に使えるレースが少ないのも原因で、2008年度の2歳オープンクラスでは重賞を含めて31レースしかない。
増えれば増えたで、クラシック路線で取得賞金順位の為に早めに賞金を稼がなければならないだろう。
今の所は2歳オープンクラスのレースが増加という噂は聞かないが、その場合はデビュー時期が早まると思われる。
噂にも上っていない事を話すよりも今は現役馬の方が大事なので、デビュー時期を考えた方が有意義だろう。
閑話休題。
Kanonファームの生産馬はこの時期にデビューする事はそれなりなので、今は入厩先でジックリと仕上げられている最中。
1番評価が高いラストリグレットは、15−15の軽め調整だが、調教パートナーも調教駆けするタイプなので、中々抜かせてもらえない。
それでも首差や頭差まで追い詰めるので、2歳馬としては思えない雄大な馬格を持ち合わせていると評価。
意外と評価が良いのはテンペストクィーンで早い時期から走りそうとの事で、8月中にはデビューする位の乗り込み。
上のウイングロードが7月デビューと早く仕上がったので、半妹のテンペストクィーンも仕上がりが早いようだ。
ただ、父のファンタスティックライトが京成杯を制した初年度のジャリスコライト以降、活躍馬が皆無なのがデメリット。
2年目に早々と見切られて英国の牧場から売却された経緯があるのだが、これといった産駒は未だに輩出していない。
既に英国に戻ったので、テンペストクィーンが数少ない産駒で早々と勝ち上がるかどうかだろう。
さて、他の2歳馬も入厩はしたが、まだ調教タイムも出していないので良血馬でもないので評価は乏しい。
基本的にKanonファームの生産馬は未勝利で終わる馬が圧倒的の中で1勝は確実と言われるので、評価を気にしない厩舎も多い。
その後はちょくちょく稼ぐ馬が多く、進上金で支えてくれるのが理由として成り立っている。
その逆に馬券としての人気は特定の馬を除くとそれ程でも無く、買い時が難しいのもあるが、あまり取材を受けないので実態が不明な所も。
「うちは中小牧場だから、よっぽどの競馬通じゃないと無名に近いのもあるな」
2008年の上半期だけでG�気鬘款,靴討い襪�、これを毎年達成しない限り、Kanonファームは忘れ去られていく存在だろう。
徐々に成績は上がっているが、リーディング上位との差を埋めるにはまだまだ果てしない壁が立ちはだかっている。
秋には生産馬がマークされるのも確実なので、リーディング20位までに入れば上々だろう。
「秋の目標はG�祇�覇として、秋古馬3冠の内どれか1つは制したい所だな」
即ち、天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念のどれかを示しており、手駒が揃って居ない限り、厳しいレースなのだから。
2000m、2400m、2500mと中距離からクラシックディスタンスをこなせなければ勝てない。
そして、東京競馬場と中山競馬場の異なる競馬場をこなす器用さも必要で、牡馬3冠に比べると秋古馬3冠を制した馬は少ない。
現状ではテイエムオペラオーとゼンノロブロイしか居ないので、過酷さや海外遠征の為、天皇賞・秋の回避が多いと分かる。
Kanonファームとしては秋古馬3冠の内、どれかを制した馬が居ないので新たな目標としてあげるのも納得出来る事柄。
「まずは今週出走するソニックブームとオルタナティブに期待しないとな。秋の事を考えるのは後でも良い」
今週は福島テレビオープンにオルタナティブが出走し、500下特別の和田岬特別にソニックブームが出走。
葵ステークスを制した勢いで秋路線に向けての古馬混合戦を勝てるかで、今後の評価はガラリと変わるだろう。
現時点で5戦3勝2着1回3着1回だが、1800mは初距離なので、どう出るかが鍵。
逆にソニックブームは未勝利ときんもくせい特別を連勝後にオープン3連敗と、500万下クラスに降格しての出走。
こちらも阪神芝1800mだが、ソニックブームは1800mと1700mで勝利しているので距離適正があるのは確実。
そして、結果の方は3連敗していたソニックブームが大金星を挙げる逃げ切りで11番人気という低評価に反発する激走。
逆にオルタナティブは騎手が初距離という事もあって、抑えすぎてしまい小回りの福島では伸びきれなかった。
少々早めに仕掛けても問題なそうな走りだったので、騎手の判断ミスで負けたレースになってしまった。
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この話で出た簡潔競馬用語
特に無し。